声をあげる

まず、大前提として、私は社会運動が苦手です。そして、苦情を言ったりすることも大の苦手です。これまでも、柔軟剤などの「香害」に苦しんでいても、基本的には我慢する、我慢する、我慢する…という事で耐え忍んできましたがその結果柔軟剤や消臭剤などの化学物質に反応して呼吸困難な状態になるようになってしまいました。化学物質過敏症という「微量の化学物質で様々な症状が出る状態」になってしまうと、通常の日常生活は困難になります。程度にもよりますが、イメージとしては、ずっとステイホームです。 

私が声を上げることが大切だと感じたのは、未来の子ども達の為に、大人の責任として自分のできることをしたほうがいい、という思いと、声をあげないと、被害があることが明るみにならない、という現実を目の当たりにしたからです。 

仕事の関係で、それは感じました。声をあげないと、気づいてもらえない。結果として、なかったことになってしまうのだという現実。苦情を言わないと、企業も国も分からず、声があがってきた時点で初めて認識するのです。 

周りの人たちもそうです。言ってくれたら良かったのに、何で言ってくれなかったの? となるのと同じ感じです。

 苦しんでいるほうからすれば、祈るような気持ちで、ネットニュースやポスター等を見て気づいてほしい!!…と思っていても、みんな自分の興味関心のある分野の事でないと目に入りません自分とは関係がないと思っていることはスルーしている感じです。結果、いくら情報が流れていても、見てくれる人は限られてくるのです。

 その為、直接周りに具体的に協力を求めたり、働きかけをしたりして、できる範囲で声をあげてほしいと思います。 

今は、国や自治体もポスターを作ってくれているので、是非活用してください。柔軟剤の使用を控えてほしい人や、議員さんなどに直接働きかける時に使えると思います。

もちろん、体調にあわせて、無理をせずに・・・ 

また、行政や企業などに声をあげる先は主に下記が考えられます。

 【行政関係】
消費生活センター、国民生活センターの「消費者トラブルメール箱
消費者庁

【売り手側】
・製造メーカー
・メーカーが加入している団体
・取り扱い店舗など


【その他】
・化学製品PL相談センター 

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